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ROVO

08 / 1
at 7:52 pm

ROVOのレポート担当者を申請して数日後。無事希望が通ったことを知り、さて見るのはいつ以来だろう・・・・・・とふと考えて愕然とする。通しできちんと見るのは、ひょっとしたら初めてかもしれない。フェスの演奏中に通りかかったことは確実にあるし、渋さやDCPRGなどメンバーが重複している他バンドをいくつも見ているもんだから、すっかり常連のつもりでいた。実はペーペーもいいところであった。

とはいえもちろん、このバンドの情報と本質は押さえているつもりである。ツインドラムを中核としたジャムバンド、ウワモノに勝井のバイオリンを乗せ唯一無二のオリジナリティとなったサウンドは「人力トランス」と呼ばれるようになって久しい。実際、ハイハットの16の刻みなんかを聴いていると、デジタルビートとほとんど遜色がない。そこにバンドサウンド独特のグルーヴが、体はおろか会場全体ごとをぐわんぐわんと揺さぶってくる。トリップ感覚に没頭したい時にはうってつけのバンド、そしてステージセレクションだ。

ほぼ確実に長丁場となるジャムセッション・ライヴの楽しみかた。無理しない、これが鉄則。まず最初は中盤の、適度に空いたポジションで踊る(前方は自由に動くにはぎゅうぎゅう)。バイオリンの音が気持ちいい。流れがいったん落ち着いて選曲が「溜め」のミディアム・モードになった頃、フィールドオブヘヴンの名物ピザでも食べながら聴こうと、長い長い行列の後ろに並ぶ。こういう聴き方でも楽しめるのがヘヴン系ライヴのいいところ。行列の中で揺れている人も多い。

と、そこでおもしろいことに気づいた。列の最後尾、会場のかなり後方から見ていると、横一列のお客さんの頭が、ちょうどインジケーターのように見えるのだ。盛り上がりがピークに達したときは、観客の頭でできた波がレッドゾーンに達するように強烈に跳ねる。客自身が盛り上がりを体現し、視覚化される一部となっている。正に、文字通りバンドと一緒になってライヴを作り上げているような、一体化であり具象化現象だった。激しく盛り上がった。

あ、ピザは演奏が全て終わってからやっと買えました。

reported by org-joe

 

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