
Photo by Koichi Hanafusa
今年のスタッフTシャツにはミッキーマウスがデザインされ、加速するフジロックのエンターテイメント・ディズニーランド化のなか、シンプルで強い音楽に出会えました。最終日にして初めて星が輝きだしたOrange Courtは朝からモンゴル、アルゼンチン、そして日本が誇る反体制バンドが続き、その大トリにナイジェリア出身SEUN KUTI & EGYPT 80という濃厚なラインナップで、ミッキーの力など不要の屈強なる反逆の音楽を叩きつけてくれました。
前日のGreen Stageに続く登場の今回はWEEZER, RÖYKSOPPなどロック、エレクトロとすっきりジャンル分けされた裏ステージに目もくれない、コアなワールド/ブラックミュージックファンが集まっているようです。10人ほどのメンバーが揃い、短いアナウンスから”Don’t give that shit to me”でスタート、フロアーがゆらゆら暖まって来た頃にFELAそっくりの上下セットの衣装をまとったSEUNが満を持して登場します。大歓声の中、これまた父親譲りのクネクネお尻突き出しダンスでアジテーションを始める姿には、生で体験する事の叶わなかったFELAのパフォーマンスが重なり、続くFELAの曲”Army Arrangement”で、その姿はますます30年前のFELAそのものに思えてきます。
スマイル満開でお尻フリフリ、両手を回しながら後ろ歩きをし、ムーンウォークではないとMCで語ったダンスはまるで、アフリカや世界の問題すべてにSHIT(クソ)を食らえと言っているかのようです。その尻の先からは過剰な演出も、流行に乗ったアレンジも無い、剥き身でシンプルなアフロビートが強烈なオリジナリティを撒き散らしながら発射されています。改善されないナイジェリアの現状について軽く話をしたあとビートはさらに強度を上げ、フロアーが両手を空に挙げ熱狂する中”Mosquito Song”でステージは終了し、大歓声のアンコールが起きましたがそのままOrange Court3日間の幕は閉じました。
私はFELAやBOB MARLEYらと同時代に生きることができませんでしたが、「反体制の伝統」という宝物を継承する83年生まれの若き闘士SEUNと同じ時代を歩いて行ける事を誇りに思えたステージでした。もちろん、笑顔でお尻をフリフリ、後ろ歩きで「クソ食らえ!」
【PHOTO】SEUN KUTI & EGYPT 80
| The official site
check ‘em? –> MySpace / iTunes The latest album "Many Things" The US impport has got a title, "Seun Kuti & Egypt 80", however the samle photo is featured on the sleeve and both of them are released about the same time. We believe they are the same album, but please do check by yourself.
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reported by org-ib
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