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高畠俊太郎

07 / 29
at 12:36 am

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Photo by q-ta

 今年からボードウォークの一歩奥に入り、イスがわりの丸太も用意され、さらに見やすくなった木道亭。去年までは、雨が降ると人力でたまった雨水を落としていた屋根もきちんとしたものになり、木を使った看板もついてよりステージらしくなった。
 新生木道亭、一発目に登場したのは高畠俊太郎。アコギを抱え、雨雲を吹き飛ばすような気合いの雄叫びとともにライヴをスタートさせた。フジロックに出場は4回目、会場にきたのは10回以上、毎回キャンプサイト泊! 生粋のフジロッカー、俊太郎さん。昨日の夜東京を出発し、朝、テントを張ってきた疲れも感じさせず、ここでうたえることが本当にうれしいという表情で歌を森のなかに響かせる。2曲目からはエレキギターに三木圭が入り、アコースティックの柔らかい空気から、ソリッドな雰囲気に変えていった。木道亭はレッド・マーキーやホワイトにくらべ、ステージ色がついていない場所だと思う。だからこそ、アーティストが出す音によって周囲の色が変わっていくのだ。木道亭を囲む木々とそこからのぞく空が、夜になったり青空になったり(実際は雨だけど……)、シーケンスを操る田沢公大がはいるとスペーシーな空間が広がる。このバリエーションの豊富さがアーティスト・高畠俊太郎の幅の広さなのだろう。

 最後は「初めてフジロックに出た後に書いた曲」という”サマーライダー”でしめくくった。本当にフジロックが好きな人なのだ。ライヴが終わる頃には、あんなにどしゃぶりだった雨もあがってきた。メンバー3人の笑顔と、それにつられたお客さんの笑顔が雨雲に勝ったのかもしれない。

reported by org-wacchy

 

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1 Response to 高畠俊太郎

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VIROJLCQPXPYJTSVGF

9月 17th, 2018 at 8:40 AM

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