photo by Yoshitaka Kogawa
朝からの雨は、リリー・アレンの終わりぐらいに天気雨かなと思ったら、ずっと降り続き、そのままポール・ウェラーが始まった。グリーンステージ前はところどころぬかるみ、泥田と化している。足元は不安定のまま6分押しでバンドが登場する。
そこから約1時間10分エネルギッシュなステージを見せてくれた。顔はしわが目立ち、腹が出て、すっかりおじさんになってしまったポール・ウェラーだけど、音楽に対しては若々しさ、新鮮さを保っているのはすごいことだ。別にいつまでも青いわけでもなく、手術とかエステとかして無理やり若く見せているわけでもない。だけど、この天然なエネルギッシュさはジャムやスタイル・カウンシルのときからずっと持続している。
そんなところに突然スタイル・カウンシル時代の”Shout to the Top!”で盛り上がり、降り続く雨に弱っているお客さんたちに活を入れる。かと思えばピアノ弾き語りで”You do something to me”を歌い、大人の懐の深さを、煙草片手に”Wild Wood”を歌って余裕をみせる。
雨はさらに強くなり、お客さんたちもかなり参っていると思うけど、ステージ前の熱心な人たちはよく頑張ってポール・ウェラーに声援を送っていた。晴れていたらどんだけ盛り上がったのかなと思うけど、これを乗り越えて完走していた人たちに演奏されたザ・ジャム時代の”Town Called Malice”は、いつも演奏されている定番曲なのだけれども、この日は頑張ったご褒美のように聞こえたのだった。
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reported by org-nob
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