Photos by Izumi Kumazawa
フジロック2日目は一転して晴れ。日差しが強すぎて、履いている長靴を超えて足の甲まで熱くなってしょうがないくらいだった。雨よりは晴れている方がいいけど。そんな土曜日のフィールド・オブ・へヴン一発目に登場したトム・フロインドは涼しげなサウンドで気持ちをやわらげた。
トム・フロインドはリードヴォーカルにギター、マンドリン、ウッドベースを持ち替えて弾き語る。2人のサポートメンバーを得て、フォーク、ブルース、カントリー、ジャズなどアメリカの豊かな土壌から育った音楽をプレイしてくれる。ベン・ハーパーの協力を得て作られたアルバムもあって、この日もベンはステージ脇で観ていたようだけど、ベン・ハーパーとか、ジェームス・テイラーとか好きな人には気に入ってもらえるだろう。自分にはザ・バンドみたいだなと感じたところがあった。
ステージ前に集まるお客さんたちは、椅子を用意して座っている率が高く、みんな思い思いのスタイルで、ゆったりとした演奏に浸っていた。やっぱり昼間のフィールド・オブ・へヴンには、フォーキーでゆったりとした音楽がよく似合う。ひとときでも暑さを忘れ、まったりさせて2日目が始まったのだ。
reported by org-nob
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