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Juana Molina

08 / 2
at 11:23 pm

「どうすっかな3日目の動き方」「っていうか今日とりあえず筋少見なきゃでしょ!」「**ちゃん見た?まだ会ってないんだよね今年ー」みたいなフジロック談議をSEに楽しみながら、ボードウォークを囲む自然を楽しむフジロック流スローライフ。ホワイトステージを横切ったあたりから少しずつ、森の音にとけ込む歌声を感じ取り始める。

たどり着いたボードウォークステージこと木道亭。木々に囲まれ、期待感と癒しを求めるたくさんのオーディエンスにも囲まれ、その中心にいるのはベースプレイヤーと並んで歌うシンガーソングライターのファナモリーナだ。

シンガーソングライターと書きはしたが、改めて実際の音に触れるてみて、改めてそのカテゴライズの難しさを感じる。エレクトロニカと呼ぶほど輪郭がぼやけていないし、ギターのアルペジオとフレーズサンプリング・シンセによる表現力はフォークと呼ばれるもの以上のものを描いている。ひとまずいえる事としては、彼女の音楽が森のロケーションには最適この上ないものとして感じられていることぐらいだろうか。このまま目を閉じてもいいような、彼女が何をつまびくのかをきちんと見届けたいような、しみ込むメロディの中で、贅沢な取捨選択を楽しませてくれた。

アルバム『Un Dia』からの楽曲含め、静かに、けれども印象深くその存在感を示した南米の希有な歌い手は、あと2回苗場のファンにその歌声とクリエイティビティを披露する。果たして森以外を舞台にすると、どんなケミストリーが生まれるのだろう。そんなことを思いながらフジロック2日目を迎える。

reported by org-debu

 

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