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MELVINS

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at 1:21 am

0725_melvins_wh_0001  筋肉少女帯の激しくユーモアに溢れたステージの後、静寂を彼方に吹き飛ばすような漆黒の轟音を苗場の曇り空に向かって放ったのがMELVINS。1983年の結成から現在に至るまで、ニルヴァーナを始めとして、数多のバンドに影響を与えたヘヴィロックの重鎮と呼べる存在だ。その影響の大きさから彼等のことをキング・オブ・ヘヴィ・ロックと評することも多い。ステージに登場したときから別次元のオーラを放っていたBUZZ OSBORNEの貫禄は、まさにMELVINSの風格・キャリアを象徴しているといっても過言ではないだろう。

 約10年ぶりとなった日本上陸だが、その名声に違わぬ通り、ライブでのスケール感に圧倒される。幕を開けた瞬間から、大地を捲り上げるようなスラッジリフに、重量感たっぷりのベースによって強烈に渦巻く大轟音が全身をビリビリと震わせてくるのだ。ゆっくりとゆっくりと会場を音が埋め尽くしていく。先ほどのユーモアに溢れていたステージとは完全に一変した爆音祭。しかもとんでもないぐらいの。それに参加すべく前の方にはヘヴィロックの極北を潜り抜けた猛者たちが陣取り、音に合わせて大きくヘッドバンキングをしている。その異様な光景(いや、筋肉少女帯も異様であったのは間違いないが)には、フジロックということを忘れてしまうぐらいである。なんだかとっても不思議な気持ちだ。

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 またMELVINSを語る上で欠かせないのが2006年から新たにドラマーを加えた4人体制になったこと。この大変革はライブを見た限りでは吉となっているように思える。ドラマーの二名が一糸乱れぬ連携とドラム捌きで、轟音の威力を2重3重にも倍化していく様子はマジ圧巻で、心も体も痺れ行くだけ。天へと上り詰める轟音に魂抜かれるまでだ。”Anaconda”や”Zodiac”といった旧来の楽曲が迫力を増して、私たちの前に帰ってきたのも素直に嬉しい。世界を変えてきたヘヴィロックの重鎮がここにきて、まだまだ進化を続けているようだ。無尽蔵なアヴァンギャルド精神を持ち続けている。やはりそれでこそMELVINSなのである。

 彼等の雄姿を拝めるだけでも本当に感無量だが、ここまで凄いライブを見せてもらえるとは思わなかった。ホワイトステージを埋め尽くす轟音の海に自分は召されてしまったようだ。

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photos by Hiroshi Maeda

-> Photo Report

reported by org-takuya

 

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2 Responses to MELVINS

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10月 28th, 2013 at 8:29 AM

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Keep on posting!

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WaylonOBouck

8月 30th, 2016 at 1:06 PM

fantastic set up, very informative. I wonder why another
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