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HOLYFUCK

08 / 5
at 1:39 am

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photos by Yoshitaka Kogawa

 比較的ラフな装いでステージに颯爽と登場したHOLYFUCKの4人。けれども宇宙服を着ていた方がライブとリンクしているとか、似合っているよなあとか妙な事をつい考えてしまった。もちろん、ライブがそんな現実的な感覚を越えた世界へいざなう奇跡的なものだったから、そういう勝手な想像が浮かんでしまったのだが。それぐらい今回のHOLYFUCKのステージは貴重な体験だったのだ。

 彼等の手から生まれ行く音楽が導いてくれるのは、広大な宇宙空間なのだろうか。気付けば無重力の中を漂っているかのようである。そこへ一度旅立ってしまえば、現実への引き返しが嫌になってしまうほどだ。そんな、言葉では表現できないぐらいの浮遊感を贅沢なぐらい味わってしまったではないか。

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 神々しいシンセやキーボードで空間を彩りながら、低音でグルグルと蠢き回るベースライン、屈強な肉体性を持ったドラムの躍動感で楽曲を引き締め、コズミックなグルーヴが渦を巻きながら、聴き手の覚醒を促していく。それに、その場で音響処理をしながら(テープを引っ張る音や自分の声を加工していた)、微妙なニュアンスを加えていくのも彼等の音をユーモラスに引き立てており、センスの良さも伺わせる。単純にクラブ・エレクロニカ要素をよりポップに咀嚼した踊れるタイプの音楽には違いないが、ロック的ダイナミズムもしっかり備えているところもノリやすさを助長しており、快楽指数を高める要因となっている。

 終始、勢いよく地面を蹴って飛び跳ねたくなる曲の連続だったが、肌を刺すような日差しが照りつける中、みんな楽しそうによく動き回っていたと思う。縦にゆらゆら、横にゆらゆら、そういった大きな波が次々と起こっていた。笑顔がたくさんこぼれていたのも眼にすることができたので、本当に気持ちよかったのだろう。素晴らしい躍動感が溢れたステージだった。特にこの日のハイライトとなったと思うのはラストの2曲。”Super Inuit”、”Lovely Allen”で、もうこのままどこまでも遠くへ連れて行って欲しいぐらいの快楽を覚え、苗場から一時意識が離脱してしまった。

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->Photo Report



The official site

Holy Fuck

http://www.holyfuckmusic.com/

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The latest EP

Holy Fuck

"Lovely Allen"
(UK import ‘12 Analog / UK import ‘7 Analog / iTunes)


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reported by org-takuya

 

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