PHOTO BY HIROKI NISHIMURA
「記録より記憶」というのは、音楽にもしっかり当てはまる。メディアへの露出も決して多くはないし、来年で活動25周年を迎えるキャリアながらも、出したアルバムは4枚。それでも、毎回ライブが発表されればそのチケットは決まって争奪戦となるあたりが、まさに見たものの心に残る思い出の大きさを物語っているといえるだろう。
本場ジャマイカのレジェンドたちも認めた、日本が世界に誇るルード・バンド、スカフレイムス。何年か前のスカ祭りを彷彿とさせるこの日のラインナップの中でも、頭ひとつ抜きん出た存在であることは、前のステージを務めたアグロライツのメンバーが、最後にリスペクトを伝えたことからもうかがい知れる。この日の苗場の“天国”も、チョイ悪オヤジたちのステージを見ようと、PA後ろまでファンで埋め尽くされた。
いつものように、“グッド・モーニング”から始まったライブは、最後の“トウキョウ・ショット”まで、息つく暇もなくたたみかけてくる。カッティング・ギターが裏のリズムを正確に刻めば、あちらこちらでは苗場のサルと見間違うばかりのダンスが始まる。楽しくなればステージの上も下も関係ないとばかりに、パーカッションのアキさんもこの上なくルードなダンスを披露して、恒例のパフォーマンスで集まったオーディエンスを一層盛り上げた。
来年で25周年を向かえるということで、コアなファンならずとも、アルバムの発売やツアーへの期待は高まるばかりだ。
reported by org-imakaz
2 Responses to TheSkaFlames
VerniaBBrody
8月 11th, 2016 at 2:01 AM
great post, very informative. I ponder why the exact opposite experts of this
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Rahul
8月 16th, 2022 at 1:40 PM
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