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HAYLEY SALES

07 / 29
at 1:59 pm

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Photo by Izumi Kumazawa

 マイ・スペースで試聴した爽やかな音楽性と、プロフィールに書かれた父親の経歴(グレートフル・デッドの作曲、マイルス・デイビスのレコーディングに参加したという音楽人)に惹かれ、予備知識も何もないままにフィールド・オブ・ヘブンへと足を運んだ。日本ではまだそう知られていないであろうこのアーティストは、この空間に集まったオーディエンスにどんな印象を残してくれたのだろうか。

 ギターを弾き語るヘイリーの他、サポートはベーシストとドラマーの2名。プロフィールに「サーファー・シンガー・ソングライター」と書かれていることもあり、漠然とサーフ系というイメージを抱いていたのだが、単純にそうくくってしまうのはやはり間違いだろう。彼女の背景に色濃く見えるのはレゲエというバックボーン。裏打ちのハネが強く、粘り気のあるリズムがサウンドの中核になっている。ステージに立つヘイリーは、一見するとうら若き乙女といった感じで、しっかりとした演奏とは裏腹に、無邪気に演奏を楽しんでいる様子も可愛らしくあった。

 曲紹介をするごとにオーディエンスからは歓声が沸いていたので、予想していたよりも日本での人気は高いのかもしれない。盛り上がりは後半に進むにつれて増していき、曲紹介のたびに起こる大きな反応に、ヘイリー自身の調子が上がってきているのがよく分かる。最後の曲になると、はじめる前にオーディエンスをステージ前に呼び寄せ、コーラスのレクチャーを施していく。回を重ねるごとにコーラスの声量が増していき、歌い終えたときのヘイリーの表情は満足感に満ち溢れていた。盛り上がりという面では少々あっさりと終わってしまった感もあったが、シチュエーションの良さもあり、気持ちの良い時間を過ごすことができた。まだ若い彼女だけに、これからミュージシャンとしてキャリアを積む中で、どのように歌が変化していくのかが楽しみなところ。そこが「期待の新人」に期待したい点だ。

reported by org-funa

 

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