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MASS OF THE FERMENTING DREGS

08 / 3
at 7:36 am

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Photo by Terumi Fukano

 晴天で始まったフジロック三日目のレッドマーキーは、ドラマチックに幕を開けた。最初に登場したのは、神戸で結成されたガールズ・バンド二人組(ドラマーはサポート)、MASS OF THE FERMENTING DREGS(マス・オブ・ザ・ファーメンティング・ドレッグス。通称マスドレ)。二年前にルーキー・ア・ゴーゴーへの出演を果たしていたバンドだ。

 フジロックの場外には、夜になると現われるエリア、パレス・オブ・ワンダーがある。このエリアの一角には、新しい才能のために用意されたオーディション式新人登竜門ステージ「ルーキー・ア・ゴーゴー」が存在する。かつてこのステージに立ち、成長した姿でフジロックのゲート内ステージに戻ってきてくれるアーティストも少なくない。

 「ゲート内で演奏するのが夢やったんですが、ホンマにこうやってステージに立つことができて、幸せです。」と、ベース&ヴォーカルの宮本菜津子が語る。お客さんの間からは「おかえり!」の声がかかる。

 レッドマーキーには屋根があるせいなのか、他のステージに比べて演奏に独特の響きが起こる。マスドレの鋭利で性急なサウンドと宮本の透明感ある歌声がリンクして、さらに会場内で増幅、起爆しているような迫力がフロアを包む。演奏が進むと同時に、みるみるうちにフロアをお客さんが埋めた。ただならぬ演奏が周りにも聴こえるせいだろう。

 二人とも、演奏が始まれば巻き過ぎた歯車人形とでも言ったらよいのか、完全に振り切れたテンションでステージングを見せる。反面、曲間のMCではやっぱり普通の女の子といった感じに戻る。

 「ありがとう、ホンマに。続けていればいい事も、あるねんなっていう。感無量です、ホンマありがと……」と一瞬、宮本は涙で言葉を詰まらせた。

 演奏が終了すると、最初の登場だったというのに、アンコールが起こった。側で見ていたお客さんが、「もらい泣きしてしまった!」と語っているのが聞こえてくる。

  「また苗場で皆さんとお会いできるよう頑張るので、皆さんもまっすぐ、一日一日生きて下さい。」 

  アンコール演奏は残念ながら無かったけれど、宮本が最後に、こう語っていたのだった。

reported by org-jet-girl

 

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1 Response to MASS OF THE FERMENTING DREGS

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yesboxtest

11月 5th, 2014 at 6:52 AM

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