Photo by Makiko Endo
どんなに晴れもかなりの高確率で夕方には雨が降る苗場。3日目もやはり夕方から雨が降り出していた。少し雨がおさまった17時。レーベンが不思議な苗場の森にやってきた。前夜祭からステージを重ね、着実に苗場でファンを増やしている彼ら。昨日のアバロンでの大盛況ぶりから察するに、あの小さな木道亭に人は入り切るのだろうかと不安に駆られ、30分前には入り口に入っておいた。
現場に到着するとすでにステージ前は埋め尽くされ、立つ場所を探すのにひと苦労だった。「ここでやるって、どうなるの?」なんてささやく声がまわりでちらほら。「レーーーーーベン!!」巻き舌でコールするオーディエンスは間違いなく幾度もレーベンで暴れてきた輩であろう。陽気なドラマーはビデオカメラで客席を写し嬉しそうだ。
ビールを飲みながらメンバーの音だしやPAチェックは続き、予定時刻を15分ほど遅れ、比較的静かな曲で演奏がスタート。さすがに木道亭だから・・・と思いきや程なくいつも調子で踊りを誘う。「I need to help」メンバーはコールを仰ぐ。
「リキカティンカ!」「リキカティンカ!」「リキカティンカ!」
言葉を発するほどに会場が一体となっているのを感じる。ボードウォークは落ちてしまうのではないかと思うほど揺れていた。
ライブの最中「道が狭くなっています。できるだけ前へ」のアナウンスが。振り返ると
オーディエンスの盛り上がりは木道亭の小さなステージから溢れていた。Last songが終わり「see you tonight」。残念そうな客席の声。木道からまばらに人が離れだす頃、なんとアンコールを1曲披露。どこまでもサービス精神たっぷりな彼らだった。
reported by org-tammy
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